元留学エージェントのつぶやきブログ

元旅行業、かつ留学エージェントも経験した私のつぶやき

フィリピン、セブ島の語学学校をいくつか訪ねてみた その1

 

2019年4月、CALA(Cebu Assosiaton of Language Academy)で、数年ぶりに再訪、フィリピン・セブ島

とりあえず新しい空港が綺麗すぎ、そしてマクタン島道路できすぎ。

見学させてもらったそれぞれの語学学校を正直にレビュー、いや何マジで、はよ教えてよ、ってトコが多かった。

数年前のセブ島留学以来、毛嫌いしていたフィリピン・セブ島留学、見直したよ、やるじゃんセブ島

新しい空港に到着、翌日からはセブ島の語学学校見学

成田空港からセブパシフィック航空(いわゆるLCC、シートに画面なし、飲食有料、預け手荷物も有料)でいざ久しぶりのセブ島へ。

ぶっちゃけ到着するまで、前回セブ島で滞在したときのもやっとした思い出が浮かぶだけで全然期待も何もしちゃいませんでしたね。

到着まで5時間、通路側シートに座ってたんだけど、隣に女子大生ぽい2名様着席。お化粧直しに行くのになぜ、日本人であるミーにイングリッシュで話しかけてきたかは謎のまま。

うまく眠れないままセブ島到着、あー、また入国でダラッダラ待たされるんだろなーと思って降機したんだけど…

え、何この新しくてピッカピカ感半端ない空港。セブ・マクタン国際空港で合ってる?と思わず周りを見回したほど。

入国審査とかもレーンがたくさん、サラッと手続き完了。エスカレーターで荷物受け取りレーン、EXITへ。

と、なんかデジャヴ。帰国してわかったんだけど、成田空港の到着後の流れと構造がすげー似てた。あくまで個人的な感想だけども。

今回は持ち込み手荷物だけだったので、税関抜けて出口へ。コンビニだの両替だのあったけど、お迎えのお兄さんが待っているはずなので外へ。

あちー、あちーよセブ島、忘れてた。というか、逆に空港エアコンよく効いてたってことか。

空港から出るとCALAの担当者のお兄さんがCALAって書かれたボードを掲げずに携帯電話中だったので、声かけてみた。

めっちゃ明るいお兄さん(後に判明したけどI.BREEZEって学校のスタッフさん)が、「同じ時間帯に到着するマニラからの飛行機が遅れてるのでちょっとまって」とのこと。

ぼーっと立ってたら汗かくだけなので近隣フラフラ、出口近くでSIMカードとかも販売されててホント便利になってたよ。

その後、他の参加者さんも到着、混載車にてホテルへ。ロビーで今回のCALAファムツアー(語学学校まわったりするんのをファムツアーて呼ぶ)で気遣いしまくってた語学学校CPILSの日本人スタッフさんとご挨拶。

とりあえず簡単な夕食と次の日からの学校訪問に向けた待ち合わせ等々確認して就寝。あ、ホテルのエアコンはゴワワワ-って轟音が響くセブ島思い出の極寒冷房でした。

初日はCDU、CPILSからのCGスパルタとOMGEへ

今回のファムツアー雨一切なし。ぎりぎり乾季だったとのことで暑かったけど爽やかだったね。これで終日自由なら良いのに。

なんて思いつつ最初の学校、CDUさんへ。ここが初めてのセブシティにある語学学校だったんだけど、まあびっくりしたずら、マクタンの田舎しか知らないオラは。

学校入口を入ると中庭にバスケコート、それから左手が食堂で右手にクリーニングをお願いするカウンター。

正面をまっすぐ進むとまず1階部分が学校スタッフさんルーム。なんか偉い人の部屋と、生活相談もできちゃう相談室、それから各種ビザ手続き等々ができる、アメリカのカレッジか、みたいなカウンターがありました。

そこでまずびっくりしたのが、フィリピン人スタッフだけでもエアコンがガンガンなんですよ。

前回セブ島留学した語学学校にはロビー、と呼ぶかコレ?ってところがあって大型のエアコンが設定されてたのね。

ランチとか休憩中、留学生は食堂や自習室にいて、そのロビーっぽいとこはフィリピン人講師のみなさんが食事取る場所になってたんだけど…

そんな広くもないのに人口密度が高いもんだから暑くて大変、なんでエアコンつけないの?暑いでしょうよ!って聞いたらさ、

「学生の相談を受けているとかでない限り、ここのロビーのエアコンスイッチをフィリピン人スタッフが触ったらダメなのよ」と。

先に説明しとくんだけど、フィリピン人の警備さん、食堂のみなさん、それから英語講師、全員、神レベルで優しい。いっつもニコニコ。英語レッスン以外で話きいてるとニコニコしてらんねえなそれ、って境遇にある人でもニコニコしてるのね。

一方で、日本人経営の学校だったんだけど、日本人オンリーのオフィスはエアコンガンガン。

頭をよぎりましたよ、「これが搾取、ってやつか」と。

そんなxxみたいな学校しか知らなかったものだからCDUさんでまずファーストびっくり。働いているフィリピン人スタッフさん、講師さんにもちゃんと敬意を払ってお仕事してるんだな、と。

ちょっと話がそれたのでCDUさんの説明にもどると、入口から大教室に案内され、学校紹介プレゼン。

CDUって実は目の前にある私立医学大学の英語コース、らしくて学生寮には医学部に通う学生の部屋もあるそうな。学校の外歩いてると白衣きたかわいい女子大生のみなさんをお見かけすることもありました。

一般英語の他に近くのホテルでインターン、病院でもインターンインターンできるアピールが印象として残ってる語学学校。

プレゼン後、校舎内を散策させてもらったんだけど、CDUを選ぶ理由、インターンも魅力かもしれんけど、一番は「学内マッサージ有り、しかも料金学生なら半額」なとこ。

学生寮の部屋も綺麗だったけど、このマッサージ、胸に響くよ。おすすめだよ。

校舎みたあとは近隣散策、目の前にレストランやバブルティー(タピオカ)ショップなんかがあるノースドライブって建物があって、学校の食事に飽きたらココで美味しいハンバーガー(バーキンだけどね)もあるよ、って説明がありました。(あとセブンイレブンとマックも徒歩圏にあり)

目の前にある医科大学は見学せず、次の目的地であるCPILSへ向け、出発。

熱烈歓迎CPILS、フィリピン人講師の質にこだわりを見せる語学学校

CPILSに到着すると熱烈な学校スタッフのお出迎えが(以降、全部の学校でも)。ウェルカームってレーンを掛けてもらって、集合写真をパチリ。入口がそもそも元はホテルロビーなので広く、吹き抜け。ぱっと見たらホントホテルのチェックインカウンター。

そのあとは大教室でのプレゼン、CDUと同じく日本人スタッフさん(最初のホテル到着時にお会いした人)なんだけど、アメリカ帰り感出てるね、プレゼンがもうバリバリアメリカーン。非常によく分かりました。

曰く「CPILSで大切にしているのはフィリピン人講師の質。開校以来、妥協なく厳しい審査を続け、教育をしながら学生のみなさんからの厳しい声を反映しつつ、日々研鑽し続けている」のだそう。

話聞いてても「この学校のフィリピン人講師ならあれこれ教えてもらえるんだろな」と感じた。

と、いうのも、また前回の私のセブ島留学体験談になってしまうんですが、その語学学校、まー教材がナメてたの。いやこれは本気でご立腹でしたとも。

なんでって、「日本で販売されている英語教材」なんだよ?フィリピン人講師から、「じゃここ英訳して」って言われるんだけど、逆に「え、この日本語わかんの?」って聞いたら、

「日本語わかるわけないでしょ、答を知ってるだけだよ」と。で、実際回答すると、「そうじゃなくて違う表現あるでしょ」って結局、「ドリルの答え」が答えられなきゃ正解、とは言わないと。

そもそも私の前回のセブ島留学の目的は「英検1級合格」と「TOEFLiBT80取得」。申込みする前にそういうレベルの英語レッスンも大丈夫ですか?って聞いたら堂々と「全く問題ありません」とか言ってたのに。

セブシティの学校めぐり初日の午前中で、自分のセブ島1か月留学が本気で失敗だった、その理由が学校選びだった、と判明しました。

またしても脱線したのでCPILSのお話に。アツいプレゼンの後は校舎探訪、の前に英語レッスンを受けさせてもらいました。

レーニングを受けたフィリピン人講師(男性)によるミニグループレッスンだったけど、素晴らしい、積極的に参加者に楽しく答えさせるコツがわかってるなー、と何様レベルの視点で感じました。

その後はセブ島No.1との声が高いスポーツジムや中庭のプール、売店におしゃれなカフェ(プールバーだったらしくビリヤードテーブルが置かれてた)をめぐって、待望のランチ。

いや、え、なにこの美味しさ。ちゃんと美味しい。So soじゃなくて美味しかったです。フィリピン・セブ島留学の大きな問題だったこの食事の質、ケータリング業者ができてから大幅に改善されたそう。

野菜のはしっこが黒かったり、果物がどろんどろんになるまで熟してたりしてませんでしたよ、ええ、私が通った学校の食事のように。

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大満足でランチを堪能した後、次にCGスパルタ校へ向け出発。ちなみにCPILSは元ホテルだった建物と元銀行だった建物を改修して出来てるそうです。

スパルタ校って文字通りにスパルタ、CGスパルタ校

CPILSを出て順調に海岸線を走り、アジアで最大級のショッピングモール、SMシーサイドの先に進むとCGスパルタ校に到着。

レジデンスが紫、という印象が残っCGスパルタ校、バスケコートやプールが敷地内に。例によってプレゼンからの学校めぐりをしていたんだけど、この学校、CGスパルタ校は個人的な意見になるけど、「英語を本気と書いてマジで勉強したい人」向けかな。

学校内にはEOP、English Only Policy、のための巡回警備員もいて、EOPエリアで母国語やその他言語を話しているのをフライデーされたら罰金。回数を重ねてると追い出し(退学)になるほど厳しい、典型的なスパルタ校。でも、スタッフさんは優しいし、綺麗だし、この学校にきてたら、きっとセブ留学への最初の印象も変わったな、と感じましたよ、ええ。

アットホームな語学学校OMGEは滞在先がホテルです

綺麗な学校スタッフさんに別れを告げ、初日の学校訪問最終、OMGEさんへ。セブシティの中心部にあって、滞在が基本的にホテル。ロケーションばっちり、学校前のお店では焼豚も売ってるよ、と聞いてもいないのに学校の警備員さんに教えてもらえた。

ホテルの隣に位置する校舎は正直に言うと、ちょっと狭い。でも、学校スタッフさんを見てると、いわゆる「アットホームな」語学学校感がすごく伝わってきたよ。相談しやすい雰囲気なので、人付き合い苦手なら候補にしても良いのでは。

OMGEさんで初日の学校訪問は終了、いやもうなんだろ、こういう学校があるとか、早めに教えてあげて?って感じ。セブ留学、良いよ、本当に安いし、学校スタッフさんもフィリピン人講師のみなさんも、良い人ばっかり。

むかーし留学してた欧州だと、正直態度の悪い講師もいたりするんだけど、セブ島はそういう人をまず雇わないんだと思う。朗らかなキャラクターをもつフィリピン人講師のマンツーマン英語レッスン、特に英語初心者におすすめですな。

ちょっと長くなっちゃったので、次回へ続く。

 

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